創業まもない大学発スタートアップベンチャー企業様は、世界最先端のバイタルデータの測定技術を核に独自デバイスの開発に成功していた。デバイスを中心としたマーケティングビジネスやメディカル領域でのビジネスを拡大すべくビジネスモデルの構築、事業開発を任せられるCOO人材を探していた。複数の登録型人材紹介会社に依頼し3か月程、候補者の面接を繰り返すが、要件のみならず志向も適合する人材と出会えず、一向に事業開発が進まず焦りを募らせていたＣＦＯから古くから付き合いのあった技術やスタートアップに詳しい弊社コンサルタントに相談を頂いた。
弊社コンサルタントが、同社のＣＥＯ、ＣＦＯと創業背景、技術概要、ビジョン等を詳しくヒヤリングしたところ、技術への深い理解や人工知能エンジニアとの連携が必要とされる相当難易度の高い人材ニーズであると判断し、期間コミットしたリテーナーサーチを候補者リストとともに提案し、正式にサーチの依頼を受けた。早速、ビッグデータ、デジタルヘルス、
ニューロマーケティング領域でのCOOや新規事業開発経験者を中心に30名程度の候補者に対してアプローチを実施したところ、大手商社のトップセールスマン、デジタルヘルスベンチャー企業のＣＯＯ、ソフトウェア会社の新規事業開発責任者の3名の候補者が今回のポジションに関心を示した。
ＣＥＯやＣＦＯとの複数回の面接、会食を経て最終的にはソフトウェア会社の新規事業責任者であった候補者がＣＯＯ候補として決まった。もともと技術ライターや編集者としてベストセラーをいくつも手掛けたやり手の編集者でもあった同氏の企画力や取材で培った行動力、難しい技術をわかりやすくプレゼンテーションするスキル、長年培ってきた医師や研究者との豊富な人脈は、強力な即戦力として期待できるという点が決め手となった。入社後は、気難しいＡＩエンジニアやアカデミアなスタッフとのプロジェクトマネジメントに苦労しつつも、持ち前の企画力、発想力、フットワークを活かして、次々と新しいプロジェクトを立上げる期待以上の活躍をされています。
