P社は100年以上の歴史を持つ九州の老舗企業で、国内トップレベルの年間新商品開発数を誇る。現在の社長は4代目。顧客に寄り添い小ロットのオリジナル商品を開発するサービスがヒットし、この10年で急成長を遂げた。
もともと家族経営だった同社では、これまで社長一人でさまざまな業務を兼任していた。しかし、会社の規模が大きくなるとともに社長の負担が激増。社長が担ってきた業務を任せられる人材が必要となった。弊社がP社から受けた依頼は、経営企画部長や工場長など、5つの重役のヘッドハント。地方企業のヘッドハント経験が豊富な弊社のヘッドハンターを直接指名してのヘッドハント依頼だ。
飲料メーカーやEコマース経験者など複数の人材を紹介した中で、社長の目に止まったのが、元飲食店オーナーであるQ氏。順調に店舗を殖やしていた最中にコロナ禍に見舞われ、廃業を余儀なくされた背景に社長が理解を示した。
現在Q氏は2つの役職を兼任。もともと有能な実業家だったこともあり、サラリーマンとは違う次元での仕事の進め方をP社社長は「こんなに素晴らしい人はいない」と高く評価している。
P社の目指す「世界一」には欠かせない、強力かつ不可欠な右腕として活躍中だ。