100年の歴史を誇る地方屈指の総合商社A社は日本トップの事業を複数保有し、様々な業態の連結子会社も100社以上抱えていたが、時代の先を読み事業ポートフォリオの組み替えを模索していた。特に海外展開では出遅れており、潤沢なキャッシュをもとにM&Aを果敢に実行し海外子会社を増やしてきた。
経営人材の育成の場として買収子会社にはプロパーのエース人材を経営者として赴任させていたが、 全く未経験の業種、業態、加えて海外駐在ということもあり徐々に苦戦するケースも出始めた。
そこで、同社の社長より当該領域での豊富な経営経験のあるプロ経営者のヘッドハンティングの相談が弊社ヘッドハンターにあった。
早速、数十名の候補者を迅速にリストアップし、数人の候補者に絞り込んだ。複数回のリモート面接を経て総合商社での豊富な当該業界での経営経験と外資系日本法人社長として業績を急回復させた経験を持つB氏に決定。
コロナ渦でも動じない自信と精神的安定感、様々な社員や取引先と丁寧にコミュニケーションを図って難局を乗り切ってきた傾聴力、そして、本件、ぜひ自分に 任せて下さい。大丈夫です、と堂々と面接で言い切った事がB氏の決め手となった。
コロナ渦で、海外渡航も制限される最中数ヶ月の日本待機期間を経て、現在は海外駐在され業績回復へ向けて精力的に活動されている。
